このサイトでは、技術者が日常の業務で作成するような文書を、マイクロソフト・ワードを使ってストレス無く作る方法について、紹介していきます。
普通、技術者の仕事というと、研究や開発や設計や実験や測定やテストや試作やコーディングや実装や、その他もろもろの、いわゆる「本業」といわれるような作業がメインとなります。しかしながら、日常の業務においては、それだけやっていればOK、というような訳ではありません。どこの職場においても、諸々の雑務、特に「書類仕事」というタイプの作業を避けて通ることは、難しいものです。
予め書式が決められている書類に、必要事項を埋めていくような作業であれば、これ迄に書かれたものをお手本として真似たり、過去に同じ書類を作成した経験を持つ人に訊くなりして、比較的楽にこなすことも出来るでしょう。
しかし、実際には「予め決められた書式は無いが、そこそこ体裁を整えて作成する必要がある書類」を作らねばならないケースも、多々、発生します。
例えば、社外の方に渡す貨物に同梱するために、数ページの取り扱い説明書を付けた送付状を用意するとか、他の部門に人員面で業務応援を依頼する際に、部門長の間で取り交わすレターを作成するとか、いわゆる「定型業務ではないが、年間だと片手では数えられない程度には起きているシーン」で必要となってくる書類の作成が、これにあたります。
そんなときに、あまり使い慣れていないマイクロソフト・ワードを立ち上げる技術者は、多いのではないかと思います。そこそこ体裁を整える必要がある以上、単にテキストエディタで書いてプリンタで印刷すればOK、という訳にはいかないからです。
ところが、ワードは決して判りやすいワープロソフトではありません。
使い始めて数分後には、「どうして、こんな風になるんだ?全く訳が判らない!」と頭を抱える羽目に陥ります。まだ1枚程度の書類であれば、なんとか試行錯誤と泥縄で、望んだ姿にかなり近い書類を作成することは出来るでしょう。でも、これが数ページ以上ある場合、もはや「底無しのワード地獄」からの脱出の見込みは絶望的です。
正直なところ、使わなくて済むのならワードとは縁を切りたいと、何度となく思いました。
でも悲しいことに、私にはワード以外に使えるワープロソフトが無かったのです。
それでも、なんとかワードを使いこなす、いや、手懐けるノウハウの一端を掴めた気がしています。そうしたノウハウは僅かなものでしかありませんが、それらをこのサイトで紹介していくことで、同じ技術者の方々にとって、少しでもストレスフリーにワードを使うことが出来る一助になれば、と思っています。



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